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2021.03.07レッスン情報
ピアノの体験レッスンではこんなことをやります
目次
- ○ 体験レッスンってどんなことをやるの?
- ○ 自力でピアノを演奏できるようになるために
- ○ 具体的にはこんなことをします
- ・右手と左手
- ・1~5の数字
- ・2つの黒と3つの黒
- ・高い音と低い音 上がると下がる
- ・リズム遊び
- ○ 経験者や学齢の高い人の体験レッスンでは
- ・指つみき 指番号カード
- ・リズムカードと音符カード
- ○ バスティン研究会の目玉 「おてだま」
- ○ まとめ
体験レッスンってどんなことをやるの?
こんばんわ
豊中市服部天神の音楽教室ラルゴです。
春の足音が聞こえ、もうすぐ新年度
習い事を検討されている方も多いかと思います。
今日はピアノの体験レッスンでどんなことをやるのか
お伝えしたいと思います。
自力でピアノを演奏できるようになるために
どんなに永い間レッスンに通っても
自分で楽譜を読み、演奏できるようにならないと意味がありません。
レッスンを辞めてしばらくたった時、
あの曲を弾きたいなぁ と思っても
楽譜を見て音にすることができなければ
お手上げですね。
音楽を生涯の友とするために身に着けるべきこと
それはピアノの場合
●よく動く指
●楽譜を見てサッと弾ける能力です。
それらを身に着けるための訓練は体験レッスンの時から始まります。
ピアノのレッスンを始めるにあたり
理解していなければならないことがいくつかあります。
一見ピアノとは関係ないように見えて
大切なこともいくつかあります。
小さいお子さんには難しいことも多い
右手、左手の区別 1~5に数字
体験レッスンでは
それらのことが理解できているのかの確認から始めます。
わかっていなくても心配ご無用
スタート地点は人によって違います。
できる所から始めましょう。
具体的にはこんなことをします
では体験レッスンでやる事を具体的に紹介しましょう。
始める年齢、未経験なのか経験者なのか
条件によって異なりますが、
以下流れを述べていきます。
右手と左手
右手と左手が理解できているかまず確認します。
どちらの手で弾くのか判断するためです。
小さいお子さんには難しいこともありますが
その場合はグッズを使います。
バスティン教材では
右手を赤、左手を青で表示してあるので
パンダちゃんの人形と手合わせしたり
赤と青の手袋をはめてもらったりします。
*
*最近は コロナの関係で、手合わせはしっかりタッチしないように
手袋は見ていただくだけで、はめてもらうことは避けています。
1~5の数字
ピアノは5本の指で弾くので
それぞれの指に1~5の番号がついています。
教本にも指番号が書いてあります。
数字のカードを見て1~5の数字を学びます。
おはじきなどを使って
いくつあるかな?
などと尋ねたりもします。
2つの黒と3つの黒
ピアノの黒鍵には2つのグループと3つのグループがあります。
ピアノの前に立ってもらって まず3つの黒鍵を「ぐー」で弾いてもらいます。
ピアノを弾きたくてウズウズしていた子どもたち
結構食いついてくれます。
小さいお子さんの場合、3つの黒鍵を探すのが難しかったり
また手が小さくてぐ「グー」で弾くことも難しかったりします。
その場合はスポンジを置いて弾いてもらいます。
バスティン教材は 3つの黒鍵を「ぐー」で弾くことから始まります。
ここで教材の説明などもさせていただきます。
高い音と低い音 上がると下がる
音の高低を理解するのは大切なことです
小さいお子さんには「小鳥」と「ライオン」の鳴き声で
高い音、低い音を理解してもらいます。
「小鳥の鳴き声」「ライオンの足音」などを
自由にピアノで表現してもらいます。
階段を指で上がったり下りたりして上がる下がるを説明したりもします。
仕上げは「汽車」「電車」「自動車」「自転車」の写真を
鍵盤の前において 歌を歌いながら音を出してもらいます。
リズム遊び
音楽の三要素は「メロディー」「リズム」「ハーモニー」です
『ノリがいい』等と言いますが
リズム感がいいと、音楽をノリノリで楽しむことができます。
もちろん音符を使ったりはしません。
私が叩いたリズムを真似して叩いてもらいます。
リズムを体で表現したりもします。
経験者や学齢の高い人の体験レッスンでは
ここまで初心者で、年齢の低い方の
体験レッスンについて書きましたが
経験者の体験レッスンでは、まずお得意の曲を一曲弾いてもらいます。
この時、こちらは指の形や音色、リズム感をチェックしています。
年齢の高い(おおむね小学生以上)初心者の方では
これまでに書いたことを理解しているか確認した上で
次のようなことを行います。
指つみき 指番号カード
ピアノを上手に弾くためには正しい指を正しいタイミングで動かさなければいけません。
指を動かすのは脳からの指令です。
一番重要な臓器ですから、さぞ頭がいい(?)んだろうと思うのですが
これが意外と賢くないのです。
自分では中指を動かしているつもりなのに
実際は人差し指がうごいている
なんてことがよくあります。
そこでグッズを使ってこんなことをやってみます。
上のは「指つみき」です
ランダムに並べ、指を動かしてみます。
よくできる人には、真ん中のカードを使います。
音符も書いてある下のカードを使うこともあります。
小さい初心者の体験レッスンでも
人によっては「指つみき」までやれることもあります。
経験者の方も、主にカードを使って
正しく指を動かせるか試してみます。
リズムカードと音符カード
ピアノ経験者、また学校の音楽の時間に基本的なリズムを習っている方には
リズム打ちをやってもらいます。
カードに書かれたリズムを叩いてもらいます。
音符付きのカードを使うこともあります。
経験者には音符を読んでもらいます。
カードを使って、瞬時に読めるか、数えて読んでいるかチェックです。
五線に書かれた24の音を1分以内で読むのが目標です。
バスティン研究会の目玉 「おてだま」
こちらの「おてだま」は普通のより大きめです。
重さも250グラムあります。
これはバスティン研究会の目玉、秘密兵器です。
脱力や手首の使い方、握力増強など
いろんなことに役立ちます。
どんな風に使うのか
体験レッスンでのお楽しみです。
まとめ
以上 体験レッスンの流れを大まかに書いてきました。
もちろん、すべての人にこの通り行うわけではありません。
体験レッスンではまず ピアノ、音楽に興味を持ってもらうようにします。
苦手なことは一緒に少しづつ克服していきましょう。
どうぞお気軽にお問い合わせの上、体験レッスンにお越しください。
入会者にはこのようなグッズを差し上げています。