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2019.12.31ブログ
見える学力、見えない学力
こんばんわ
豊中市服部天神の音楽教室ラルゴです。
この画像を見て
どんな擬音が浮かびますか?
キラキラ?
ピカピカ?
流れ星を想像して
ヒュー
なんていうのも有りかもしれませんね。
どれが正解というわけでなく
全てが正解。
このように正解がいくつもあり
深く考えたりいろいろと想像するのが
見えない学力です。
一方
漢字が何個書けるとか
何歳で九九が全部言えたとか
計算問題とか
こういうのは見える学力です。
わかりやすいですね。
正解、不正解がはっきりしているので
迷うことがありません。
はっきりと点数に表れます。
一方、想像力、感受性などというものは
正解、不正解が曖昧なのでわかりにくいです。
ですが、音楽で大切なのは
見えない学力の方です。
楽譜から色んな物を読み取り表現する。
それには見えない学力が不可欠ですが
如何せんはっきりとした正解がないので
自分が正しいと思っても
他の人からみれば、間違いであったりします。
こてんぱに言われたりすると
けっこう傷つきます。
以前他教室から移ってきた生徒さんが
メトロノームに合わせてミスタッチを5回以内で弾けたらマルがもらえる
という指導を受けていたそうです。
これは見える学力を重視した指導ですね。
私はそれは少し違うと思うのですが…
以前の日本は見える学力が重視され、
試験の点数、偏差値が全てでした。
でも、大人になってから大切なのは
見えない学力の方ではないかと思います。
偏差値大好きだった人は
予想外の事が起こった時
柔軟な対応が苦手な様に思えます。
偏差値重視の教育が疑問視されて久しいです。
もうすぐ新しい年
音楽で見えない学力
想像力、忍耐力、対応力etc.
を身に付けませんか?
最後になりましたが
皆様どうぞ良いお年をお迎えください❗