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2019.09.23ブログ
算盤に音感が役立った!?
こんにちは
豊中市 服部天神 音楽教室ラルゴ
代表講師の藤井です。
子ども頃 ピアノの他に
習字と算盤を習っていました。
一番身に付かなかったのが算盤ですが
ひとつだけ自慢できることがあります。
私が通った珠算塾では
年末恒例のイベントがありました。
その名も 「大相撲 珠算大会」
私たち生徒は それぞれの段・級により
横綱から幕下まで 番付が与えられます。
星取表まで作ってくださり
相撲さながらでした。
優勝すると賞状と賞品がもらえ、
幕下優勝 等もあったので
大いに盛り上がりました。
相撲のように二人での勝負です。
対戦する二人は前に出て、
お客さんの前で技(?)を披露
早く正解を出した方が勝ち
負けると星取表が黒く塗られます。
まずはじゃんけんで
掛算、割り算、見取り算など
何で対戦するか決めるのですが
私の場合
このじゃんけんが勝負の鍵でした。
勝って「読み上げ算」と言えば
九分九厘 勝ったも同然だったのです。
なぜなら
相手が途中で諦めてくれるから。
この頃は何故こんな事が起こるのか
分かりませんでした。
ただ、相手が諦めてくれ 、お客さんは
身を乗り出して戦況(?)を見つめてくれ
なんとも言えない快感でした。
「あいつ まだ置いてる」
ってなもんだったんでしょうね。
今思うと
これは「耳」のおかげだと思います。
みんな 計算ができないのではなく
聞けないのです。
速いし、お経のようなリズムだし・・・
この話をすると
そういえば私も・・・
と言われる事があります。
近づいて来る足音や 書類をめくる音で
次にどんな仕事をするべきか
察しがつくそうです。
音感を鍛えると
こんないい事もあるんですよ。